滞在109日目。8月1日(金)の午前8時。
とうとう滞在予定の最後の月,8月に突入。今月の下旬には帰国する。
さて,太極拳は尾てい骨を意識しながら練るわけだが,これをそのまま空手の形に応用してみた。結論から言うと,非常に良い。
ただ,太極拳の場合はゆっくり動くことで尾てい骨を感じ続けることができるけれども,空手の形のスピードのままだと,その感じ取りがおろそかになる。だから,太極拳のスピードで練ってみた。呼吸も締めも,そんなにメリハリを付けず,緩やかにやってみた。これがなかなか良い。
やはり,ゆっくりじんわりと動かすことで,より身体の隅々まで感じられるし,尾てい骨の感覚を逃しにくい。速く動くと,どうしても尾てい骨の感覚が逃げるのだ。ここんところがまだ修行が足りないと言えば足りないのだろう,きっと。
だから稽古としては,まずはこうしてゆっくりじんわり動かす。これを徹底的に続ける。そうして身体感覚をしっかり感じ取りながら動きの流れ(気の流れ)を練る。そして,通常のスピードや,太極拳よりもさらにゆっくりしたスピードでも練ってみる。
こうして,身体と対話しながら,身体の声を聞きながら,練る。
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