滞在95日目。7月18日(金)の午前5時。
ここのところ,お店やコミュニティセンターで,ローカルの人と話す機会が増えてきた。たぶん,僕自身がこの環境にさらに慣れてきて,英語を話すローカルに怖じ気づかなくなってきたのかもしれない。
主観的にはそんなに大きな変化はないのだが(未だにやっぱり,ローカルの人と話すときには多少緊張するというか身構えてしまう),慣れの微妙な変化が,話す機会を増やしているのかもしれないと,ちょっと想像する。ただ,まぁしかし,たまたま偶然かもしれないけれど。
もう少し長くいられれば,さらに地元の人とも知り合いになれて,さらに英語を話す機会が増えて,もう少し英語がスムースに聞き取れて話せるようになるかもしれないなぁと思うと,来月帰国するのが残念に思えてきた。
特に,毎週通っている太極拳は,コミュニティセンターでやっているので,このセンターに来ている人は,僕のような中期滞在の人もけっこういるみたいだけれど,長期滞在の人や地元の人が当然,多い。昨日は,いつもセンターの端っこの椅子に座って見てる,おばあちゃんとも話をした。いつも同じところに座ってるので,毎回来るときに挨拶をしていたから,帰り際に声を掛けてくれた。
こうして人は,少しずつ地元に馴染んでいくわけである。知り合いも徐々に増えてくる。
長く住めば住むほど,対人的な葛藤も多くなるだろうから良いことばかりではないし,長く住むことになれば人と人との結びつきということをあえて意識することもないかもしれない。こうして4ヶ月間だけ住むという特別な状況が,人と知り合うという,普段通りの平凡な行為を,特別な行為として意識させる。
日本に住んでいると,いつでも会えると思うから,人との縁をついおろそかにしてしまう。
帰国したら,ハワイに今度来るのは果たしていつになろうか。そう思うと,知り合うことができた人とはもう会えないかもしれない。縁を大切に。大切に。
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