滞在31日目。5月15日(木),午前4時40分。
バンテ・グナラタナ氏の『マインドフルネス:気づきの瞑想』を読んでいたら,坐っている最中には痛くても動くなと書いてあった。やはり,動かぬのが良いわけか。痛みに気づく,眠気に気づく。
では,眠気が過ぎる場合はどうしたら良いのだろう。改めて,しっかりと呼吸を頼りに,戻ってみようか。稽古の後に坐るから良くないのだろうか。では,逆に稽古の前に坐ってみようか。
しかし,リラックスしているときは,腹式呼吸をするだけですぐに眠くなる。睡眠不足なんだろうか。かの野比のび太氏にも勝てるかもしれない。
いや,厳密に言うと,どうも,意識的に腹式呼吸をしようとすると眠くなるようだ。もしかしたら,ここのところを間違えているのかもしれない。つまり,「意識的に腹式呼吸をする」のではなく,「腹式呼吸を意識する」というのが正しい。今度そうしてみよう。
ところで,腹式呼吸をすると眠くなるのは,本質的に腹で深くゆっくり呼吸すると気持ちが良いからだが,スティーブが太極拳の後にいつもやる気功(身体全体をゆっくり動かしながらの腹式の深呼吸)は,かなり気持ちが良い。
楊式太極拳の套路は長くて難しい。だから稽古中もとにかくスティーブの真似をしているだけだから,ましてやホノルル滞在中に套路を全部覚えて帰る,なんてのは到底無理。しかし,この気功はやり方はシンプルなので,良い収穫の1つになりそう。
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