5/18/2014

KCCファーマーズマーケット

滞在34日目。5月18日(日)の午前6時30分。

昨日は午前中に,KCCファーマーズマーケットに行ってきた。KCCってのは,ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジの略。そこの敷地内(の駐車場の一角?)で,毎週土曜日の午前中,ファーマーズマーケットが開かれている。

これ,ホノルル観光の定番コースになっているようで,ここKCCはダイアモンドヘッドの入り口でもあり,早朝にダイアモンドヘッドに登り,いい汗をかいて日の出を見て,その後,ここで買い物+朝食を取る,というパタン。

ファーマーズマーケットは,野菜や果物ばかり売ってるわけではなくて,その場で食べられる食べ物も売ってたりする。KCCファーマーズマーケットはこうして日本人観光客の定番コースになっているために,特にランチプレートのお店や,ジュースやデザートのお店がたくさん並んでいる。観光の場合,生の野菜や果物を買って帰ることはあまりないからね。目的はその場で食べられるもの。だから,もしかしたら半分以上はそういう食べ物のお店かもしれない,という勢い。彼らはみんなたぶんファーマーじゃないけれど,でもファーマーズマーケット。スクランブルエッグとスパムとご飯といった朝食メニューも充実していた。本格中国風のラーメン屋もあった。

客の大半が日本人だという評を耳にしていたので,さてどんなものかと実際に行ってみると,たしかに日本人は多いけれど,この時期だからそれほどでもなかった気がする。人出も,ピークだとものすごい数になるそうだけど,昨日はそこそこ賑わっている感じの人数で,ちょうど良かった。ただ,たぶんダイアモンドヘッド周りでここまで(日本人専用の)トロリーバスが出ていて,その乗り場は長蛇の列になっていた。

ちなみに,なんと,日本人専用のトロリーバスは,ダイアモンドヘッドのクレーターの中,登山口付近まで走っている。この,日本人に向けたあらゆる場面での過剰なサービス。というか,トロリーバスの場合は,日本の旅行会社(JTBやHIS)の徹底したサービス体制と言った方が正しいのかな。とにかく日本人は本当に,ハワイの昔ながらのお得意様なんだろう。だって,公共交通機関のThe Busの中の注意標示や,その辺の道にある案内標示やホテル内の標示のそこここが,英語と日本語の併記だったりするから,びっくりする。中国語や韓国語は併記されていない(ほんのときどき見かける程度)。ただこれは,さすがに,ワイキキ周辺だけだろうけど。しかし,いささかやりすぎなところがあって,ちょっとげんなりもする。

それでKCCファーマーズマーケットだが,野菜や果物の値段は安い。子ども二人はかき氷を食べたけど,これが美味い。氷が細かくて,シロップもこだわりがあるらしい。3ドルは,だからまぁ,相対的には良心的な値段だ。場所によっては,もっと適当な安かき氷を,5ドルとか7ドルとかで売ってるところもある。人気のジンジャーエールもさっぱりしてて美味い。値段は忘れたけど安くはない。ランチプレートは,焼いたポキとカルアポークを部屋に持ち帰って食べた。美味い。しかし,プレート自体はよくあるプレートよりは小ぶりで,そう考えると若干値段は高めの設定だ。

要するに,地元の人には安く野菜や果物を提供しつつ,食べ物目当ての日本人(+その他の国からの観光客)からはがっつりいただく,そういうシステムのようである。

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