5/23/2014

ワイキキ東端

滞在39日目。5月23日(金)の午前5時30分。

昨日,夕方に,近くの小学校(ジェファーソン小学校)で開かれていたフードフェスティバルに行ってきた。

小学校の柵に前から案内が張ってあったので(小学校の敷地内で開催するし),てっきり地元のお祭りかと思いきや,行ってみるとびっくり,JTBが仕切っていて,トロリーバスが小学校内まで回ってきて,日本人観光客をわんさと呼び込んでいた。

特設ステージもあり,そこでは日本のモデルが来てトークをしていた。一昔前に聞いたことのある,押切なんちゃらと蛯原なんちゃら。よく知らないけれど。こういうところで,しぶとく営業をしているわけだ。なるほど。

もちろんローカルの人も入場できるから,おおむね,半分かそれ以上が日本人,残りがローカル,といったところか。

で,並んでいる露店やワゴン型の店はだいたい,観光ガイドに載っていたりテレビで紹介されたりするような有名店の出店だったりする。まぁ,だから,短い旅程の中で観光する中であちこち有名店を回りきれない日本人観光客のために,そういう有名店のグルメメニューを一カ所で楽しんでもらおう,という企画なのかもしれない。特設ステージは,したがって,そういう日本人観光客向けの呼び物である。押切だ蛯原だって言っても,なにしろ僕とてピンと来ないんだから,いわんやローカルの人をや,でしょう。

それからここ,公立の小学校なのに,こういうイベントに場所を貸すところが,アメリカ的なのかハワイ的なのかよく分からないけれど,とにかく,懐が深いというかこだわりがないというか。日本だと,公共の公園なんかではこういう光景は見られるけれど,普通の公立小学校の校庭でやっているのは,見たことも聞いたこともない。小学校は,学校のトイレも開放している。太っ腹。貸し賃以外に,小学校にとって一体どういう利があるんだろうか。

ちょうどこのジェファーソン小学校が,ワイキキの一番東側に当たる。カパフル通りを挟んで隣がホノルル動物園。つまり,このカパフル通りがワイキキの終わりになる。

先日乗ったタクシーの運転手のワンさんが教えてくれた面白い話の一つは,コンビニ的なABCストアはワイキキの中だけに48店舗あって,(アラモアナセンターとアウラニのリゾートにそれぞれ1店舗あるのを除いて)それ以外にはないらしい。ワイキキの中だけに48店舗!たしかにABCストアは,ストアごとに陳列している商品の種類は違うけれど,観光客向けの商品が多いからね。

ちなみに,このワンさんがまた,すごい。英語はもちろん,日本語とハングル語もネイティブ並に流暢な”中国人”。なぜハングルが流暢だということが分かったかというと,運転中,携帯電話で同僚とハングルで話していたから。だからてっきり韓国人かと思って聞いたら,台湾系の中国人ということでびっくり。片言ならスペイン語もタガログ語もやれるらしい。ハワイにいると,これぐらい普通だと言っていた。

いや,そうは言っても,基本的にタクシーの運転手は日本語は話せないって,どこかで聞いたことがあるから,このワンさんが特殊なんだと思うけど。ちなみに,日本語が上手いのは,日本に2年間留学していて,かつ奥さんが日本人だからのようだ。ただ,語学力はやはり,おしゃべりな人ほど身につく。とにかくワンさん,良くしゃべるしゃべる(笑)。

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