6/13/2014

常夏の楽園

滞在60日目。6月13日(金)の午前4時。

ホノルル滞在予定の約半分まで来た。残り60日強。

改めて思うのは,来た当初からずっと夏だということ。当たり前だけど,常夏。これから夏,その後もずっと夏。夏夏夏。

日本にいれば,もうすぐ春だなとか,もうすぐ秋だなとか,もうすっかり夏だなとか,もうすっかり冬だなとか,常に変化していて,春と夏と秋と冬は,環境的に大きく違うわけだけれど,ここハワイは,4月よりは多少暑いぐらいでほとんど環境的に変化はない。

こうして月単位の変化も少ないけれど,日単位の変化も少ない。

雨期がだいたい4月には終わっているということで,こちらに来てから毎日ほとんど晴れ。ときに曇りの日はある。そんなとき,霧雨程度には降るけどせいぜいがにわか雨。だから毎日同じような天気。日本にいれば,天気予報は,傘を持っていった方が良いかとか,出かけない方が良いかといったことを左右する重要な情報だ。雨も降るし風も吹くし雪も降るし,干からびそうなほど暑いし,氷りそうなほど寒い。

というわけで,ホノルルに60日住んで,ふと思ったのは,季節や天気の変化がない,ということ。日中の日差しは強く,日向は暑くて焼けるけれど,乾燥しているから(湿度は低いから),日陰や朝晩は涼しい。激しい風雨は滅多にないから,天気予報を気にしなくて良い(傘不要)。つまり,過ごしやすい。ここの日差しと物価に対応できれば,移住したいと思う人が後を絶たないのはよく分かる。

一方で,日本に生まれて住んで40年の自分はというと,頭ではこうしてここの過ごしやすさに納得しつつも,身体は変化を期待している。変化を求めているというわけではないけれど,大きく変化する季節や天気に芯から馴染んだ身体が,元の通り変化を期待していいのか,この変化しない環境に馴染むべきなのか,迷っているかのようだ。

まぁしかし,暑いことは暑い。それがずっと続く。夏夏夏。快晴。海と空は青。青青青。常夏の島ハワイ。南の楽園ハワイ。常夏の楽園。

暑いと,寒い冬が恋しくなる。寒いと,暑い夏が恋しくなる。春はうきうきした気持ちになり,秋は落ち着いた気分になる。ありきたりだけれど,やっぱり日本の四季ってのは,変化があって,良いね。

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